“元気でね”と言ったきりで 俯いてるあなたを見てた
黄昏の駅のホームに 別れのベルせつなく響く
ずっとずっとあなたの胸で
ずっとずっと夢見たかった
でも少し疲れたみたい
明日の見えない不安な愛の日々に
ふたり儚い夢を 分け合った東京
あなたにとって悲しいだけの
想い出にして欲しくない
巡り合いとさよなら 繰り返す東京
それぞれの想いに彩られ 静かに暮れてゆく
もっともっと遅く生まれて もっと早く出逢えてたら
ゆっくりとあなたの愛を 待ち続けていられたかしら
あなただけは強く生きて 胸の夢を失くさないでね
辛いけどさよならしなきゃ
きっといつの日かあなたの重荷になる
青春の一頁 静かに閉じたから
寂しくてもあなたとはもう 永遠に会うことはない
明日から新しい 街で私らしく
小さな幸せをもう一度 ひとり捜してみる
もう二度と戻らない 遠ざかる東京
列車の窓から滲む夕日 いつまでも見ていた・・・
いつまでも・・・
作詞:池永康記
作曲:堀江淳